第38回企画展 2004年6月 日本の彩り 永瀬 哲治

作者の言葉
 自分が心動かされていないものを、いくら上手く描いても、人の心を動かせる絵は描けないと思っています。
「いいな」と思うものには、必ずなにかしら自分の心を動かすものがあります。
それが何なのかを見極め、どうすれば上手く表現できるのか?それだけをいつも念頭において絵を描いています。

ここにある絵はすべて自転車で2年以上かけて日本全国を旅していたときに描いたもので、このような景色が見えるところにいつもテントを張り、食事をしていました。

これらのすばらしい景色を見せてくれる自然にいつも感謝していたのですが、同じように、今回企画展をやらせていただいたことに、心から感謝しています。

わたしが心動かされたものが、伝わればいいなと思っています。 


 茨城県茨城町網掛公園 『涸沼』                               H14,8,7
全てが揃った場所でした。これは夕日ですが、同じ場所からは綺麗な朝日も見れました。
  CID / Content ID = f0110002480


岩手県宮古市 剛台展望台「姉ヶ崎」                              H14,6,27
これは有名な浄土ヶ浜のすぐ近くにある展望所からの景色です。浄土ヶ浜があまり良くなかったので、他を探しているときに見つけました。                               CID / Content ID = f011000247F


  岩手県田野畑村『北山崎の眺望』                               H14,6,4
ここは、すばらしい!の一言の景観です。

   CID / Content ID = f011000247E

 岐阜県牧田川沿い『曇天の朝焼け』                           H13,11,16
まったく予期せぬ光景に、没頭して絵が描けました。
   CID / Content ID = f011000247D

香川県高松市公渕森林公園 「三つ子池」                           H14,2,8
透明水彩画ならではの表現、気に入っています。
   CID / Content ID = f011000247C


三重県尾鷲市尾鷲湾『夜明け前の空と海』                          H13,11,27
刻々と色は変化していき、すばらしい映画を観ているようでした。いろんな物語が、その色彩には含まれていたのです。

  CID / Content ID = f011000247B


山形県中山町中山緑地「月山の雪」                                    H14,5,19
月山の雪と曇り空が一体となり、手前の草木の新緑との対比が山に奥深さを与えている景色でした。
  CID / Content ID = f011000247A


神奈川県葉山町森戸神社 『葉山灯台』                        H14,10,25
この右手には富士山があり、さらに右には江ノ島が見えます。
  CID / Content ID = f0110002479


静岡県西伊豆町田子 『靄の中の夕日』                        H14,10,14
右にある穴の開いた奇岩から夕日を見るのが有名です。でも今回は脇役に回ってもらいました。

   CID / Content ID = f0110002478

 

長崎県佐世保市展海峰『早朝の九十九島』                      H13,8,13
個人的な意見では、松島より絶景でした。
  CID / Content ID = f0110002477

 

    奈良県奈良市 「薬師寺」            H14,1,23(H13,12,17)
静かでした。黒い点々は鴨かなにかの水鳥です。

     CID / Content ID = f0110002476

 

      鳥取県東伯町 「朝日」

                             H13,9,20
眩い光に目を細めながら描きました。

   CID / Content ID = f0110002475