インターネット美術ではより良い作品の収集と訪問者に喜ばれる運営を図るため、企画展を行います。一般投画の上から「この人を!!」の注文を談話会にお願いします。 なお、過去の作家一覧がANNEXのページにあります。TOPページでお入りください。 |
企画展には約10点の作品を1月前後展示します。見た目には分かりませんが、他所で自分の作品がと問題になったとき、電子透かし保証により、所有権を主張できます。 ちなみに作品に付いているContent ID = f0110002000003A5などの数字各所の埋め込まれています。 |
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ご挨拶 久しぶりに日本画家荒川美知子さんの登場です。 なんだか、この作品を眺めているとホットしますね。やはり日本人には一つの癒し要素が日本画にはあるのかも知れません。 特にここに描かれた女性像にはのびのびと育ったたおやかな姿に日本人固有の美しさが見られます。いや、今の日本にはないですね。いや北陸にはあるのかな・・・・ 特に、女性の若さだけの美しさではなく、歳を重ねるにつれ内面の美しさが表現され、 きっとこの人は何十代かなと憶測して、興味この上もありません。 「やがて我執や物欲や醜い人間臭をとり払った女性像に近づいてゆきました」 こんな境地で作品を描けることはなによりのことです。これぞ日本美です。 細部にこだわる画法、影を使わない明暗、綿密な構図など私にとっては大変勉強になる作品を提供いただき有難うございました。感謝します。 |
作者の言葉 四季折々に自然が見せるさまざまな形と色風や水や樹々の気配、小さな生き物たちのざわめきそしてその延長に、融けこめる人物像を置いてみたい。 それが始まりだったような気がします。 しかし風景と人物を両立させるのは至難なこと、やがて我執や物欲や醜い人間臭をとり払った女性像に近づいてゆきました …いえ若しかしたら、真っ白な画面に向かってはただ無心の状態だったかも知れません。 イメージの赴くまま、砂のように粗い岩絵具から細かい水干絵具まで一つ一つ色を作り、絵皿に溶くときは、はるかな道のりを思い描いてときめく豊かなな時間です。 日本画では大作になるほど前もって精緻な小下図を作るのですが、私はなぜかそうすると本画の純白の地に筆を下ろすとき柔らかな情感が薄れ描きたい情熱も冷めそうで、その大切な部分を省略し… 思いどうりの色が出ず、何日もかけて塗り重ねた絵肌を洗い落としながら涙とともに、これも楽しい作業のひとつ、と本心はそれほどの後悔もわかず失敗を繰り返しては納得のいくまでじっくり長い時間をかけて、ひとつの作品に打ち込めるのは恵まれた環境と感謝しながら、 スローでいいよ、と自分に合った道をこれからも歩み続けたいと願っています。 |
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1091149583.1_04AF
CID / Content ID = f011000200000000000004AF 奥能登 荒川美知子 人気のない奥能登の海岸線いくつもの入り江の奥にはひっそりと船着場が |
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皆さん、企画展の印象は如何ですか?ぜひ感想を談話会におよせください。 |