インターネット美術館には良質な作品展示が多いと評判です。 企画展に採用されるためには 1)自由投画ください。このとき自分のHPのURLを明記してください。 原則HPをお持ちの方を対象にしています。 2)企画展作家の自薦、他薦をURLを含めてお願いします。 なお、過去の作家一覧がANNEXのページにあります。 TOPページ中ごろよりお入りください。 |
企画展には12点の作品を1月前後展示します。 お願いは: 貴方のHPにLOGOのリンクを張ってください、ANNEXなど当美術館 限りで作品を利用させてくださいの2点です。 |
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御挨拶 私の友人枡野さんを紹介します。 彼のの絵に対する執念を見てください。毎日ですよ、絵筆を持って92歳の母に絵手紙を出す情熱とその優しさに頭が下がります。 音楽や絵は何よりも人の心に語りかけますが92歳の認知症の母親が息子の便りを喜び、それに答えて自分も筆を取ってくれました。 最大の介護です。すでに46枚の返事をいただいているようです。 そのやり取りより、もっともっとびっくりしたことはその作品のすばらしさです。息子より大胆な構図で彼女の喜びがそのまま絵に表れています。たとえば 「ネールメイク」の作品を見ると、見る人はきっとその絵の向こうに喜んでいるお顔が見れますね。 |
◆作者の言葉 素晴らしい絵の企画展が続いている中、異質の企画が紛れ込みます。 2004年年末金沢の妹の所で蟹をご馳走になり、絵手紙を始めたばかりの妹に勧められ、 いただく前に絵手紙に初めて挑戦しました。 上手くなる方法として友人のお友達に毎日描いて毎日ポストインする、 親が居れば親へ出すのが1番、誰も文句は言わないし50円で親孝行も出来ると教わった。 2005年1月から、金沢に居る認知症の91歳の母へ365枚、出張先からも毎日出し続けた。 昔は字も絵も上手だったが、10数年間、字も書いていない母から、3月初めに絵手紙が届き、 驚き喜んだ。 素人の下手な絵手紙も365枚そろえば重みが出ますが、ここの企画展は、12枚と決まっていて、 365枚のうちの6枚と母からの’05年3月から’06年1月はじめ迄の10ヶ月間に来た46枚から6枚を 選びました。 今描いた自分の絵手紙を見て、これ上手いね、 誰が描いたのという母の絵手紙のほうが迫力があると友人達も言います。 四季を通した面白さは出せませんが、親子の交流の雰囲気が分かっていただければ幸いです。 (母;枡野くに子、息子;枡野邦夫) |
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CID / Content ID = f011000200000B10 ツツミ門 枡野邦夫 母を見舞いに行き、大雪で飛行機も、電車も動かず帰れなくなり、金沢駅前のホテルに泊まって目の前のツツミ門を描きポストイン。 |
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CID / Content ID = f011000200000B07 神代川 枡野邦夫 かくみがわと読む。母の生家の近くを流れる能登高浜の美しい川を365枚目に描いた。母を連れてこの川を見せたが、風景は覚えていなかった。神代川の歌は今も歌えるのだが。 |
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皆さん、企画展の印象は如何ですか?ぜひ感想を談話会におよせください。 |
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