インターネット美術館ではより良い作品の収集と訪問者に喜ばれる運営を図るため、企画展を行います。一般投画の上から「この人を!!」の注文を談話会にお願いします。 企画展には約10点の作品を10日前後展示します。透かし保証により、プロ作家も含めて有料配布の紹介が可能です。またこの企画展と画廊での個展をタイアップすると効果的です。
情報をください飯村二郎

第10回企画展―丘の向こうに― 門脇 篤
URL http://homepage2.nifty.com/bricolage/
e-mail eri.golbun@nifty.com
ご挨拶
最初、この美術館に投画いただいた「忘れられたもの」を見たとき、北海道 の雪景色かなと思いました。心象風景のようにも思いましたが、写生だとするとさぞかし寒かったことだろうと思います。
門脇さんのHPをみて土地は仙台と知りました。仙台は私の第2の故郷です。学生時代に良く下宿からひとり、向山を登って開拓地を散歩したものでした。今はゴルフ場になってしまいましたが・・・・・・

作品の中に「この枯れた土地を一生の間描きつづけてもいいと思った」と言う題名の作品があります。
すごいですね。なかなか言えませんね。
このストレイトな題名を見たとき、私のノスタルジックな感情を刺激し、ぜひ企画展にお願いしようと思いこみました。

普通の人には中々、絵になりにくいモチーフです。でも作者はこれが私なのだと言っています。皆さん、じっくり見てください。門脇さんの顔が浮かび出るまでですよ。
作者の言葉」 
 ここに展示させていただいた絵は、もっぱら私の住む仙台近郊の農家を題材にして
います。
100万都市とはいえ、少し入ればそこには今でもこうした風情を見受けることができます。これらの農家は主に開拓で入って来た人たちで、人の力で山を切り開き、土地を耕していきました。そこには圧倒的な機械の力を背景にした暴力的な行いではなく、自然と闘う生身の人間というものがありました。
私はそこで結ばれた関係のようなものをたどろうと、いく度もこれらの土地に足を運びました。
ゆく人もない丘を歩き、かつて使われていた納屋の中にたたずむことで、私は限りなくこれらの場所とひとつになっていくのを感じました。これらは私だと言うこともできるでしょ
う。私はこれらの絵を通して、自分を描いているのだと思います。
 
美術とは畑違いのところを歩んできたために美術関係の知人もおらず、まるで人里
離れた山の中、ひとり修行するような気分で絵を描いた私に、こうして企画展をもち
かけてくださった飯村さんに感謝いたします。
また、インターネットを通じて、さまざまな方のお仕事を知り、交流を持つことができる喜びをかみしめつつ、今後ともがんばっていきたいと思っているしだいです。

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空き地 門脇篤

野外制作を始めた頃、家の近くで。
見るものすべてが複雑に見えました。

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ビッグバード 門脇篤

春の小川に倒れかかる木。
ビッグバードの脚を思わせる。


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かつてここにあったものが 門脇篤

今は使われていない牛舎の二階。
差し込む日差しがとても美しかった。


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丘をこえて : 門脇篤

今は使われていない牛舎から丘をながめる。
私の今歩いてきた道。


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この枯れた土地を一生の間描きつづけてもいいと思った
門脇篤

丘をゆくと草刈機がある。それは静かにたたずんでいる。


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日の当たる場所 門脇篤

秋の、冷え込んだ空気の中で描く。
ときおり日向に立って暖をとる。


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枯れ野 門脇篤

枯れた野はいいにおいがする。
足の裏にもいい感じがする。


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屋根裏 門脇篤

この屋根裏には干草がある。
ときおり猫たちがのぼっていく。

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冬の女王 門脇篤

雪の上をゆく船団のような、
りんとしたこれらの小屋。

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冬の森 門脇篤

近くには修道院がある、
だれひとりゆく人もない森の中。



皆さん、企画展の印象は如何ですか?ぜひ感想を談話会におよせください。

本美術館の作品の無断コピーは禁止します。透かしコードにより利用権の有無を糾すことがありますのでご注意ください。
企画展用
下記のTAGを貴方のHPに張ってください。大と小があります。
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TOPページ用50x50
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