インターネット美術館には良質な作品展示が多いと評判です。
企画展に採用されるためには
1)自由投画ください。このとき自分のHPのURLを明記してください。
  原則HPをお持ちの方を対象にしています。
2)企画展作家の自薦、他薦をURLを含めてお願いします。
なお、過去の作家一覧がANNEXのページにあります。
TOPページ中ごろよりお入りください。
企画展には12点の作品を1月前後展示します。
お願いは:
貴方のHPにLOGOのリンクを張ってください、ANNEXなど当美術館
限りで作品を利用させてくださいの2点です。

第75回企画展テーマ 水と緑の風景
のび太 こと 平澤薫
URL http://3291ahiru.blog1.fc2.com/
Email upm@hotmail.co.jp
ご挨拶
平澤さん、素直な記述に興味をもちました。
定年前後に絵画を始めた人の一人として私も同じ経験をもちます。
よく、何を描きたいの?ときかれます。
ただ、モチーフを一生懸命画いているだけではだめと言われます。

巧い絵と良い絵は違う、良い絵を描きたいと迷います。
自然の中に美があると追い求めて
巧く描けてもこれは良い絵なのかな?と迷います。
このところ、新国立美術館のモネの展覧会や府中美術館での児島善三郎展などさまよいます。
彼らもきっと同じ迷いからこの名作を生み出したのだろうと思います。

■作者の言葉

 定年に近い年齢になるにつれ、仕事人生の終え方やその後の人生について考え
るようになりました。
 そんな時、書店で「水彩画プロの裏技」という本を見つけて絵を描いてみよう
という気になったのです。しかし、これまでちゃんと描いたこともなく続けられ
る自信も無かったので、とりあえずブログで経過報告をしながらスタートしてみ
ることにしました。

 それから約3年。これまでは水彩による自然風景を中心に描いてきましたので
「水と緑の風景」をテーマにピックアップしてみました。この間、目指す方向も
多少変わってきたような気がしますので、そんな変化の過程も見ていただきたい
と思い時間軸で展示してみました。

 最近は、徐々に筆の自由度が増してきて絵の楽しさがわかってきたような気が
します。もちろんいつもうまくいかない苦しみのようなものも感じてはいるので
すが、何とか続けていこうという気持ちが強くなってきています。
 これからどんな風に変わっていくのか、私はもちろんですが、皆様にも楽しみ
にしていただきながら、今後を見守っていただければ…と願っています。




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「池の桜」F4  平澤薫
 一人で絵を描き始めた頃、公園ばかりを回っていた時期がありました。 ここは江東区の清澄庭園。夕暮れが迫っていました。


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CID / Content ID = f011000200000B58
「段丘の田舎道」F4  平澤薫
 天竜川と言えば河岸段丘。そんな田舎の段丘の道です。 ペン画に淡彩と、いろいろ試行を重ねてもいました。


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「丘の墓所」F4  平澤薫
 絵を始めてからは、帰省する度に田舎の道を走り回るようになりました。これはそんな時見つけた風景です。 見晴らしの良いこんな場所が墓所になっているとは…、何か清々しさを感じてしまいました。


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「ヨットハーバー」F8  平澤薫
 自分の絵に行き詰まりを感じはじめたので、水彩画教室に通うことにしました。 一人で描いていた頃には考えもしなかったモチーフの絵になりました。


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「残柿の道」F8  平澤薫
 田舎の風景には特に強く感じるものがありますが、絵を描き始めて、改めてそうした気持ちが強くなるような気がします。 この絵を描いている時母が亡くなったので、この絵のことは特に忘れられません。


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「畑への道」F6  平澤薫
 同じ田舎の風景です。畑へ続く緑のトンネルが印象的でした。


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「畑の樹」F4  平澤薫
 墓地へ向かう途中で見る風景です。 何でもない風景のような気がするのですが、こんな風景を描いたのはやはり母への思いがあったのかもしれません。


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「多摩川の船」F6  平澤薫
 多摩川にこんなレジャーボートが繋留されているとは思ってもいませんでした。 背景のビル群とはいかにも不調和なのですが、夕暮れ近い日射しがそれらを調和させてくれているようです。


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「不忍池の夕暮れ」F6  平澤薫
 教室で描いた絵が気に入らず改めて描いてみました。 やはり夕暮れ時というだけで見るものの印象が異なってくるようです。


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「下田港のヨット」F8  平澤薫
 以後は、一泊二日で教室の仲間と伊豆下田へ行った時に描いたものです。 遅い午後の日射しがヨットを美しく照らしていました。


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CID / Content ID = f011000200000B4F
「夜明けの大浦」F8  平澤薫
 下田の夜明けの海は完全に逆光です。この島を回れば太陽を拝むことができるのですが、むしろこれから朝日が差し込むこの風景の方が心に響いてきたのです。


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「下田港の小島」F8  平澤薫
 なぜこんなところを描いたのかうまく説明できないのですが…。 多分、明るい緑を背景にして、暗い緑の陰を創り出している小島のこの風景に強く印象づけられたからのような気がしています。

皆さん、企画展の印象は如何ですか?ぜひ感想を談話会におよせください。

本美術館の作品の無断コピーは禁止します。


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