インターネット美術館には良質な作品展示が多いと評判です。 企画展に採用されるためには 1)自由投画ください。このとき自分のHPのURLを明記してください。 原則HPをお持ちの方を対象にしています。 2)企画展作家の自薦、他薦をURLを含めてお願いします。 なお、過去の作家一覧がANNEXのページにあります。 TOPページ中ごろよりお入りください。 |
企画展には12点の作品を1月前後展示します。 お願いは: 貴方のHPにLOGOのリンクを張ってください、ANNEXなど当美術館 限りで作品を利用させてくださいの2点です。 |
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◆ご挨拶 橋本新一郎さんにつずいて、橋本なほこさんです。 彼女は橋本さんの義理の娘さんです。きっとプロの卵でしょう。 彼女のメッセージを読んで絵の真髄にふれた思いがしました。 『いかに自分の意識の無意識層まで掘り下げて行く事ができるか、表現できるか』 作品は自分を描くに尽きているのだと思います。 普通、私を含めた素人が絵を描くとき、先生から対象をよく見なさいよと言われます。そして本人は形に捕らわれてしまいます。 また先生から対象そのものを描くなら、写真です。 貴方の対象から受ける印象・意識を描くのです。と重ねていわれます。 目を細めたりしながら俺の描きたいのは何かな、と苦悶します。 この苦悶を経験して初めて、自分自身の作品ができるのでしょう。 対象の形や固有色から解き放たれて初めて抽象画を作画する楽しみが 生れるのでしょう。 私は彼女の最初の作品がすきです。見ていると若いとき読んだこんな言葉を思い出しました。 「蟻の足についたインクが原稿用紙にカサコソと音を立てて前後左右に書き込まれます」 繊細な文章でしたが、今この絵をみて、蟻の描いた抽象画だなと納得がいきました。飽かず見ていました。 |
■作者の言葉 描く事が楽しい!色を使う事が面白いとはっきり意識したのは6歳頃でした。初めは姉の絵の模倣から入って、気がつけば学生時代のノートの端には落書きばかり(笑)でも描きたい事に関しては口にだしてはおこがましいようで、本当の意味で描くことを欲したのは社会人になってからでした。 その時出会った木版リトグラフが私にとって転機だったのかもしれません。 今回、インターネット美術館様の方には木版リトグラフを中心に作品をアップさせていただきました。 制作のテーマというか…気にかけている事は『いかに自分の意識の無意識層まで掘り下げて行く事ができるか、表現できるか』です。 ここ数年は子育て中心で制作が滞りがちな現状ですが、直接と描くドローイングと、プレスすることでワンクッションおける版画と、どっちにも手をだしながら試行錯誤しております。 そしてその試行錯誤の時間が苦しくもあり、また楽しく、離れられずに現在にいたっております。 この度は、当美術館の飯村様のご厚意によりこのような機会を与えていただき、恐縮するとともに大変感謝致しております。自分にとっても慌ただしい日常の中で、改めてこれまで制作物を直視できた気が致しました。本当にありがとうございました。 橋本なほこ |
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CID / Content ID = f011000200000BC6 I slep well into the morning 橋本なほこ 木版リトグラフ/2001 |
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皆さん、企画展の印象は如何ですか?ぜひ感想を談話会におよせください。 |
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