インターネット美術館には良質な作品展示が多いと評判です。 企画展に採用されるためには 1)自由投画ください。このとき自分のHPのURLを明記してください。 原則HPをお持ちの方を対象にしています。 2)企画展作家の自薦、他薦をURLを含めてお願いします。 なお、過去の作家一覧がANNEXのページにあります。 TOPページ中ごろよりお入りください。 |
企画展には12点の作品を1月前後展示します。 お願いは: 貴方のHPにLOGOのリンクを張ってください、ANNEXなど当美術館 限りで作品を利用させてくださいの2点です。 |
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◆ご挨拶 作者の言葉の冒頭で 「ドラマのある絵が描きたいとずっと思っている。」 ところが、文末で 「ドラマのない絵を作りたいとずっと思っている。」 と互いに矛盾した言葉を述べている。ここで言うドラマとはなんだろうか? 言葉で語れない、具象でない、固有色で無い絵画のドラマ こんなドラマを追い求めている、 と言う。 きっと小林さんは絵を描いているとき、自分自身が最もドラマチックな 人なのだろう。 だから、作品は人からみて、ドラマのない絵だ、と言われても 、紙の感触を楽しみ、色を冒険し絵画世界の一隅で満足できるのだろう。 一方、HPを見ると 「 この度、雪梁舎フィレンツェ賞展という展覧会で「ビアンキ賞」という賞を受賞することができました (副賞は一ヶ月のフィレンツェ研修滞在です)。」 なにフィレンツェ招待!!、最もドラマチックな副賞を獲得しているではないか。 |
■作者の言葉 ドラマのある絵が描きたいとずっと思っている。 それは、愛、夢、人生、絶望などの言葉のないドラマ。 色と形でしか表現できない物語。 人の姿が見えても、紙の切れ端にしか見えなくても形は形。 空の青に見えても、墨色にしか見えなくても色は色。 組み合わせて構図が絵が作られていく。 何を描いたかなどは問題ではない。 あえて言えば、それは大きな何かの断片。 「何か」も問題ではない。 部分であることが大事なのだ。 自分を表現したい、と思ったことはない。 個性的な表現をしたいとも思わない。 どうしたところで隠れようもなくそれは自分でしかない。 自分が大きなものの極一部であることを確かめられたらそれでいい。 ドラマのない絵を作りたいとずっと思っている。 ただ石のように水溜りのようにそこにあるだけの絵を。 |
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CID / Content ID = f011000200000C0F Blanc map U 小林哲郎 F100号 白黒グレイの豊かさは自分には心地よすぎたのかもしれない。 |
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