■0391 2008年09月30日(火) 13時48分24秒 << | >> [一覧画面]
10月の企画展 お名前:iimura


aquiさん、ありがとうございました。

10月は久しぶりに抽象絵画の登場です。
それも、ドラマチックな展開でフィレンツェ賞展で「ビアンキ賞」
受賞者の小林哲郎さんの登場です。作者紹介の文章です。

作者の言葉の冒頭で
「ドラマのある絵が描きたいとずっと思っている。」 
ところが、文末で
「ドラマのない絵を作りたいとずっと思っている。」

と互いに矛盾した言葉を述べている。ここで言うドラマとはなんだろうか?

言葉で語れない、具象でない、固有色で無い絵画のドラマ
こんなドラマを追い求めている、 と言う。

きっと小林さんは絵を描いているとき、自分自身が最もドラマチックな
人なのだろう。
だから、作品は人からみて、ドラマのない絵だ、と言われても
、紙の感触を楽しみ、色を冒険し絵画世界の一隅で満足できるのだろう。

一方、HPを見ると
「 この度、雪梁舎フィレンツェ賞展という展覧会で「ビアンキ賞」という賞を受賞することができました
(副賞は一ヶ月のフィレンツェ研修滞在です)。」

なにフィレンツェ招待!!、最もドラマチックな副賞を獲得しているではないか。と思いました。


本文を引用する しない