1-18シナリオ  [演習:中継間隔の算出]

損失と分散は、光ファイバの基本特性ですので、ここでダメオシしておきましょう。

例題として、シングルモードファイバの最大中継間隔を考えて見ましょう。

高等学校までの試験ですと、大体は条件も与えられますが、世の中では、一般にこの条件整理が一番大切になります。これが揃うと、90%以上、解決したようなものですが、

今の場合は、先ずは、中継間隔を制限するのは、損失と分散だという事で、ファイバと光源とそれから検出器のそれに関連するスペックを集めます。場合に依っては、必要なデータが揃わなくて、エイッヤッと仮定してしまう場合も多いです。逆に、既設のマンホールを使おうなんていうと、中継間隔が先に決まる場合もありますが、

考え方の上で大事なことは、中継間隔は、損失制限か?分散制限か?という両面から計算するということです。