2-07シナリオ  [1974ベル研の巻き返し]

 

これがベル研の巻き返し論文ですね。

通信では世界のリーダと誰もが認めているベル研が、ファイバ製造ではコーニングに先を越されたわけで、

MacChesneyの論文には、ベル研の威信をかけた意地を感じましたね。

ここにもありますように、ベル研は、重要発表は、BSTJに第一報を出すんですね。それも公開時期と、

投稿時期は必ずも一致していなくて、暖めてから公開と言った発表戦略を感じます。

 

私も、フッ化物ファイバで、世界のトップを走っていたときは、完全に独走状態でしたので、余裕があり

まして、第一報は、意図的に、日本語で「通信学会の年会」に出してオリジナリティを確保をした後、英文

で発表したのを覚えています。

世界の人は、日本語のコピーを求めてきました。気持ちがいいモンです。