2-11シナリオ  EP-3(1)長波長帯の開拓

 

これは、三番目のエポック、日本登場です。

1975年に日本電信電話公社(NTT)は、国内主要電線メーカ3社と「光ファイバと       

光ケーブルに関する共同研究」を開始しました。コーニングの発表から5年後、ベル研の発表から1年後になります。研究開発体制が整い、共同開発する基礎が整ったことを意味します。1976年に、その成果の一つとして、MCVD法により「極低損失光ファイバ(0.47dB/km at 1.2mm)」の開発に成功しました。

・この結果は、技術的には、 石英材料固有の低損失領域が長波長帯に存在することが実証されたことを意味します。

 

この写真のバリア層は、後から出てきますが、水の浸入を防ぐ為のものです。