madagascar・・・マダガスカル
成田を出るときに「湿度100%ですよ」と言われ気の重いスタートだった。
バンコクを経由して飛び続け 着陸前に窓から眺めたらバオバオの木が沢山見えて「ようやくマダガスカル」と感じられた。
この国も最貧国、  アンタナナリボにトランクを置いて最低必要な手荷物で国内線に乗る。
バスの中も宿も冷房はなくうちわを手放せない毎日。 
私の行くときはどこも観光客など見当たらない。    がたがた道の原っぱを走ってバオバオの木の続く所に行くと村の
  子供達が4〜5人とびだしてきて珍しそうにみてる。男の子が小さな池に咲く花を摘んできて差し出すので「メルシー」とその子の髪に飾ってあげた。
バスの中にいるとき雨が降ったので田舎道はあちこち水たまりになって、そこに映る
バオバオも 「いいなあ」 と感じた。 
やがて夕暮れになりバオバオの木の脇に陽の沈むのを眺めながら「夕日に乾杯」と、マダガスカルの「グレイワイン」。
残念ながら飲めない私は舐めるだけ・・・まずかった。
ベレンテーの森保護区に4時間もバスで行くときカーテンも冷房もないバスだからずっと直射日光を浴びて
熱中症になってしまった。
顔も2〜3日赤いぶつぶつになった。
1人で広いコテ-ジの白い蚊帳の中のベッドに寝てるとワオキツネ猿が何匹も入ってきて洗面所の方にあるゴミ箱からバナナの皮をとってきて食べてるのを見ながら、 こんな体験できたのも貴重?と思った。
白い横とびをするファシカもかわいい、我家?の横の木の花を食べようと登って枝が折れてどすんと落ちた。
  これがほんとの「猿も木から落ちる」。
夜の森に探検に行き、子供の頃遊んだ汽車ぽっぽみたいに前の人につかまってないとわからなくなる暗闇。  
世界で一番小さなねずみ猿( 30g )や とかげを見た。
   
お小遣いを使うところがなく財布の用はなかった。     暑くて遠い国でした。

写真        



バオバオの花





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